2018-09-09

賃貸併用住宅(ちんたいへいようじゅうたく)とは?

賃貸併用住宅とは、1つの住宅を居住用の部分と賃貸用の部分を分けて建てた住宅のことをいいます。

ざっくばらんに話すと自分の家の隣に他人に住んで貰い家賃をもらう。という住宅です。

この賃貸併用住宅、自身と致しましても非常におすすめしたい不動産投資の一つです。

しかし、建築、または購入にあたっては注意点もあります。

 

賃貸併用住宅のメリットについて

ローンが住宅ローンで組める!!

投資用のローンを組み不動産投資物件を購入するとなると、銀行や組む方によっても変わりますが、
金利は1%台後半から高いもので4%台。。

仮に(3000万円 金利4% 期間30年)でローンを組んだとしましょう。

月々のお支払いは。。

月額143,224円

住宅ローン。こちらも銀行や組む方により金利も変わってきますが、
1パーセントを切った金利で購入することができます。
仮にこちらを

住宅ローン、先程と同じく(3000万円 金利0.6% 期間30年)で組んだ場合

月々のお支払いは。。。

月額91,078円

こんなに変わってくるのです。。

住みながら家賃収入

賃貸併用住宅は​冒頭にも記述の通り家賃収入を得ながら居住できる。という物件。
家賃収入が入れば毎月のローンの負担も減り生活の余裕が出てきますね

アパート1棟を購入するよりリスクが少ない

賃貸併用住宅はあくまで半分は自己居住用。毎月のお支払いと近隣の相場等、
しっかりとした計画を立てていけば、一番リスクの少ない不動産投資と思います。

 

ライフスタイルに合わせ住宅を変える事が出来る。

賃貸していた住宅も、ご自身のライフスタイルに合わせ変える事が出来ます。
例えば、隣に田舎の両親を居住させ、2世帯住宅として使用する。
子供が大きくなり、結婚。
隣に住んで貰う。。等々。。
ご自身のライフスタイルに合わせ自宅を変えることも出来ます。

賃貸併用住宅のデメリットについて

 

隣は大家さん(ご自身)。。賃借人がなかなかつきずらい!?

現在あなたが賃貸住宅ならば、隣が大家さん。。としたらどうでしょう。。
全然気にならない方もおられると思いますが、気になる方も、もちろんおられますよね。
全く賃貸がつかない!!なんて事は無いとは思いますが、対応が必要ですね。。

 

空室のリスク

住宅ローンで組め、金利が安いとはいえども、支払の義務はあります。家賃収入が入っている時は毎月の負担も軽くなり良いですが、空室になった際のリスクは必ず計画しなければなりません。

 

音の問題

年々、建材の性能が良くなっていき、遮音性が良い商品が出ているとはいえ、壁を隔てた向こう側には人が住んでいるのです。多少なりとも音の問題は出てきます。

 

管理・契約の問題

賃借人の方より水漏れがあった!エアコンが使えない!等のクレーム対応・家賃の未払いや室内での事件、事故等、
高齢化社会の中、孤独死等も無い話では御座いません。
大家業をするというリスクがあります。管理を委託するなどの対応が必要です。

 

同居家族の理解と配慮

賃貸併用住宅において一番難しい点はこちらかもしれません。
女性の方に多いのですが、折角のマイホーム。なんで隣に人が住んでるの!!
隣に人が住んでいるなんて信じられない!というお声もよく聞きます。
ご家族が日々ストレスを抱えながら生活させるのは何とも酷な話です。

 

まとめ

賃貸併用住宅、私個人的な意見をお話しすると是非1棟目に持って頂きたい住宅と言えます。
不動産投資の1棟目を自己居住用の住宅と一緒に購入する事が出来る!素晴らしい!

多くのハウスメーカ等ではこの賃貸併用住宅も最近ではおすすめしているようです。
ただ、絶対に注意しなければいけない事が、

「決して無理をしない事」が大切です。

・家賃が入ってくるので後数万円UPのお支払いまでは大丈夫。
・家賃保証があるので大丈夫。

等といった言葉には要注意です。

弊社の不動産投資部では無理をしない不動産投資を前提にお客様と向き合っております。

メールや電話等でもご相談をお受付しております。お気軽にご相談ください。

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