2022-04-09

賃貸併用住宅のメリット・デメリット

賃貸併用住宅は一般の戸建て住宅とは違い、購入に際しても取り扱い出来ない金融機関等も御座います。この記事では、賃貸併用住宅の良い点、悪い点をご紹介しております。これから賃貸併用住宅・店舗併用住宅の購入をご検討されている方には是非ご一読して頂きたい内容です。

目次

1.賃貸併用住宅とは??

2.賃貸併用住宅のメリットについて

2ー1.ローンが住宅ローンで組める!!

2-2.住みながら家賃収入

2-3.アパート1棟を購入するよりリスクが少ない

2-4.ライフスタイルに合わせ住宅を変える事が出来る。

3.賃貸併用住宅のデメリットについて

3-1.空室のリスク

3-2.音の問題

3-3.管理・契約の問題

3-4.同居家族の理解と配慮

4.まとめ

 

1.賃貸併用住宅(ちんたいへいようじゅうたく)とは??

賃貸併用住宅とは、1つの住宅を居住用の部分と賃貸用の部分を分けて建てた住宅のことをいいます。

ざっくばらんに話すと自分の家の隣に他人に住んで貰い家賃をもらう。という住宅です。
この賃貸併用住宅、今後不動産投資を行なって行きたい方には非常におすすめしたい不動産投資の一つです。
しかし、建築、または購入にあたっては注意点もあります。

2.賃貸併用住宅のメリットについて

賃貸併用住宅を購入する事でどのようなメリットがあるのかをご紹介いたします。

2-1.ローンが住宅ローンで組める!!

賃貸併用住宅は一定の条件を満たせば住宅ローンにて購入する事が出来ます。昨今の銀行金利は1パーセントを切り低金利で住宅ローンを組みことが出来ますので投資用ローン等と比べて低金利で融資を受ける事が出来ます。
仮にこちらを住宅ローン、先程と同じく(3000万円 金利0.6% 期間30年)で組んだ場合月々のお支払いは。。。月額91,078円となります。
投資用のローンを組み不動産投資物件を購入するとなると、銀行や組む方によっても変わりますが、
金利は1%台後半から高いもので4%台。
仮に(3000万円 金利4% 期間30年)でローンを組んだとしましょう。
月々のお支払いは。。月額143,224円

2-2.住みながら家賃収入

賃貸併用住宅は​冒頭の記述の通り家賃収入を得ながら居住できるという物件です。
家賃収入が入れば毎月のローンの負担も減り生活の余裕が出てきます。

2-3.アパート1棟を購入するよりリスクが少ない

賃貸併用住宅はあくまで半分は自己居住用。毎月のお支払いと近隣の相場等、
しっかりとした計画を立てていけば、一番リスクの少ない不動産投資と思います。

2-4.ライフスタイルに合わせ住宅を変える事が出来る。

賃貸していた住宅も、ご自身のライフスタイルに合わせ変える事が出来ます。
例えば、隣に田舎の両親を居住させ、2世帯住宅として使用する。
子供が大きくなり、結婚。
隣に住んで貰う。。等々。。
ご自身のライフスタイルに合わせ自宅を変えることも出来ます。

3.賃貸併用住宅のデメリットについて

賃貸併用住宅は、良い事ばかりでも御座いません。大家さんになる以上、それなりのリスクも伴います。

3-1.空室のリスク

住宅ローンで組め、金利が安いとはいえども、支払の義務はあります。家賃収入が入っている時は毎月の負担も軽くなり良いですが、空室になった際のリスクは必ず計画しなければなりません。

3-2.音の問題

年々、建材の性能が良くなっていき、遮音性が良い商品が出ているとはいえ、壁を隔てた向こう側には人が住んでいるのです。多少なりとも音の問題は出てきます。

3-3.管理・契約の問題

賃借人の方より水漏れがあった!エアコンが使えない!等のクレーム対応・家賃の未払いや室内での事件、事故等、高齢化社会の中、孤独死等も無い話では御座いません。
大家業をするというリスクがあります。管理を委託するなどの対応が必要です。

3-4.同居家族の理解と配慮

賃貸併用住宅において一番難しい点はこちらかもしれません。
女性の方に多いのですが、折角のマイホーム。なんで隣に人が住んでるの!!
隣に人が住んでいるなんて信じられない!というお声もよく聞きます。
ご家族が日々ストレスを抱えながら生活させるのは何とも酷な話です。

4.まとめ

賃貸併用住宅はご家族の同意が得られ不動産投資を今後検討している方にとっては、まさに一石二鳥の不動産物件なのです。投資用不動産を検討していて、住宅ローンを組まれていない方には是非1棟目に持って頂きたい住宅と言えます。ご一緒に住むご家族の同意が得られるのであれば、不動産投資の1棟目を自己居住用の住宅と一緒に購入する事が出来る住宅なのです。
一部のハウスメーカ等でもこの賃貸併用住宅も最近ではおすすめしているようです。
ただ、絶対に注意しなければいけない事は

「決して無理をしない事」が大切です。

・家賃が入ってくるので後数万円UPのお支払いまでは大丈夫。
・家賃保証があるので大丈夫。

等といった言葉には要注意です。
弊社の不動産投資部では無理をしない不動産投資を前提にお客様と向き合っております。
メールや電話等でもご相談をお受付しております。お気軽にご相談ください。

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